京都市山科区で、無職の男性が「クラウドの使用料が未納」という電話を受け、約80万円を騙し取られるという事件が発生しました。さらに深刻なのは、男性が事前に交番に相談していたにも関わらず、警察官が詐欺だと判断できず、被害が拡大してしまったことです。
警察まで騙されてしまった。事件概要
被害に遭ったのは、京都市山科区に住む51歳の無職の男性です。携帯電話に通信会社を名乗る男から「クラウドの使用料が未納」との電話があり、支払いを要求されました。男性は金融機関で相談し、その後、最寄りの交番を訪れ、警察官に相談しました。しかし、警察官は相手方と電話でやり取りをした結果、「金銭の催促の理由に矛盾がない」と判断し、男性は指示された口座に振り込んでしまいました。その後も同様の電話を受け、最終的に約80万円を騙し取られました。
なぜ警察も詐欺を見抜けなかったのか?
- 特殊詐欺の手口の巧妙化: 犯人は、巧妙な話術や心理的なプレッシャーをかけることで、被害者を騙します。
- 警察官の判断ミス: 警察官も人間であり、判断を誤る可能性はあります。
- 被害者の不安: 被害者は、一刻も早く問題を解決したいという気持ちから、冷静な判断ができなくなることがあります。
功名化する詐欺に注意せよ
- 不審な電話には注意: 不明な番号からの電話には、安易に出たり返信したりしない。
- 個人情報を安易に教えない: 不審な人物に個人情報を教えるのはやめましょう。
- 金銭的な要求には注意: 不知の人から金銭的な要求があった場合は、一度冷静になって考えましょう。
- 複数の意見を聞く: 不安な場合は、家族や友人、金融機関などに相談しましょう。
- 警察への相談: 不審な電話があった場合は、複数の警察署に相談することも検討しましょう。
まとめ
今回の事件は、警察官であっても特殊詐欺を見抜くことが難しいことを示しています。私たちは、自分自身で情報をしっかりと確認し、冷静な判断をすることが大切です。
記事の執筆者
詐欺師、詐欺サイトと完全撲滅を目指す。出会い系詐欺、支援系詐欺、占い詐欺、副業詐欺、競馬・競艇・競輪詐欺、世の中詐欺師だらけです。救済のため、これまで得た知識・情報を発信していきます。
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