「裁判にかけられる」…70代男性が7200万円をだまし取られる、静岡県内最高額

仮想通貨詐欺
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静岡県島田市に住む70代の男性が、携帯電話の通信事業者を騙る人物からの電話を信じ、現金7200万円をだまし取られるという事件が発生しました。これは、2024年に静岡県内で確認された特殊詐欺の被害額としては最高額です。

巧妙化する振り込め詐欺の手口

被害に遭ったのは、70代の男性です。携帯電話に通信事業者から「お知らせがあります」というショートメールが届き、記載された電話番号に連絡したところ、「未払い料金がある」「裁判を止めるためには費用がかかる」などと告げられました。その後、裁判所の職員や弁護士、警察官を騙る人物からも連絡を受け、男性は指示に従い、現金や電子マネーを複数回にわたり振り込んだり、宅配便で送ったりしました。しかし、その後、連絡が途絶えたため不審に思い、実際に通信事業者に問い合わせたところ、詐欺であることが発覚しました。

なぜ信じてしまうのか

  • 権威への信頼: 裁判所や警察といった権威ある機関を装うことで、被害者の不安をあおり、指示に従わせます。
  • 緊急性: すぐに支払わなければ裁判になるなど、緊急性を煽ることで、被害者を焦らせ、冷静な判断をさせません。
  • 巧妙な手口: 複数の役者を登場させ、あたかも本当の話であるかのように仕立て上げます。

騙されないために注意すべきこと

  • 不審な電話には注意: 不明な番号からの電話には、安易に出たり返信したりしない。
  • 個人情報を安易に教えない: 不審な人物に個人情報を教えるのはやめましょう。
  • 金銭的な要求には注意: 不知の人から金銭的な要求があった場合は、一度冷静になって考えましょう。
  • 家族や友人などに相談する: 不安な場合は、家族や友人などに相談しましょう。
  • 警察に相談する: 不審な電話があった場合は、すぐに警察に相談しましょう。

まとめ

今回の事件は、特殊詐欺の手口がますます巧妙になっていることを示しています。私たちは、このような事件から学び、自分を守るための知識を身につける必要があります。

記事の執筆者
詐欺師を許さない男・田中
詐欺師を許さない男・田中
Tanakaer
詐欺師、詐欺サイトと完全撲滅を目指す。身内と友人がそれぞれ詐欺に遭い、数百万単位の被害を負った。返金のためにいろいろ調べていくうちに、世の中に詐欺が蔓延していることに絶望。救済のため、これまで得た知識・情報を発信していく。ちなみに身内、友人の詐欺被害額は全額返金に成功している。諦めなければ金は返ってくる。詐欺師共から取り返そう!

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相談料を取ったり、返金成功のお礼を求めることなど絶対にない。詐欺の二次被害も絶対に許さん!俺は一切お金など求めないし受け取らん。
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